今後も加熱する富裕層マーケットで成功する3つのポイント

株式会社ハイエンドコミュニケーション高野睦子です。

富裕層マーケットは、市場に新しく参入する企業や富裕層向けの事業を強化する企業も増え、ますます加熱しています。
この背景にはどのようなことがあるのでしょうか。また、難しいとされる富裕層ビジネスにおいてやるべき3つのポイントとは?

 

富裕層が増え続ける背景

2013年のアベノミクス以降、景気の拡大や株式や不動産の資産価格の上昇、またベンチャーブームによるIPO(新規株式公開)やバイアウト(事業売却)により日本の富裕層は年々増加を続けています。
コロナ禍でもその勢いは衰えませんでした。

クレディスイスの「The Global Wealth Report 2021」では「2020年の富の創出は、COVID-19の経済的影響を緩和するために政府や中央銀行が導入した措置により、世界が直面する課題とはほとんど無縁のものになりました」
とあります。

ちなみに毎年発表されるForbesの長者番付のランキングトップの孫さん、柳井さんはコロナ禍でも約2兆円から約4兆円に資産が増えたとされています。

金融政策による緩和マネーが不動産に流れ、2020年後半から非常に動きが良く特に都心部では売り手市場でした。今年に入り株価が下がっていますが、それでも長期的にみると、5年後予測は今後も変わらず増え続けるとされています。

 

 

富裕層ビジネスにおいて日本では、欧米の富裕層・超富裕層とは人口比率の構造が違うため欧米型の富裕層ビジネスがそのまま成り立つ訳ではなく情報が少なく難しいとされています。

それではこの富裕層マーケットで成功するにはどうしたらよいでしょうか。

 

ポイント①顧客接点の強化

多くの企業が経営戦略を練り対策をしていますが、富裕層に関する情報が「企業・部署止まり」になっているケースも多いです。
超富裕層・富裕層ビジネスというのはB to Cです。実際にお客さま接点があるのは対面する社員。さらにはマーケットの変化のスピードも早く、たった一人の目の前のお客さまのニーズを拾うのは担当者である社員です。

特にこのセグメントでは、「誰と付き合うか」を重視されているのでニーズに合わせた商品ラインナップだけではなく「顧客接点」を有効にするための準備が必要です。

 

社内で「強化します!」「売上目標!」と急に言われても、社員の方々は「自分の営業スタイルの何を今までと変えれば・・・」と分からず今までと何ら変わらないやり方をするのです。

多くの現場では、強化目標だけ課され富裕層対応は本人の経験値や勘だよりになっています。

 

過去の研修受講者アンケートでの回答をご紹介します。
Q富裕層担当者となり何に難しさを感じますか?

・「富裕層の実態がわからないため、ご提案が難しい」

・「ニーズがわからない」

・「踏み込んだ会話ができないので情報収集ができない」

・「今までのやり方では通用しない」

・「周りに、相談できる人がいない」

そもそものセールステクニック以前に、
大きく分けて
①富裕層との関係構築に難しさを感じているため踏み込んだ話がしずらい→ニーズがわからない
②周りにアドバイスを求められるひとがいない

このようなことがあがりました。

私自身が前職でハイエンド新規プロジェクトの初期メンバーになった時も
まさに同じようなことを思っていました。

お客さまとのやり取りをしていく上で、当初は前例がなかったり
商談や関係作りに関して周りに共有できる人がおらず、
自分なりにやるしかありませんでした。

相談相手となると机上の空論ではなく、
実際にプレイヤーとしてお客様と信頼関係を既に構築している・
高額商談をしている経験者からのアドバイスが欲しかったのです。

 

私は当時ハイジュエリーを扱っていたのですが商談となると海外取り寄せになります。

スピード感を大切にしていましたが、
海外からの返答は元々時差がある上、
遅くいつまで経ってもお客さまに正確な返答ができない、
一点ものの高額のハイジュエリーを海外から取り寄せることができないので
実物を見ていただくことすら出来ない・・・・・、
お待ちいただくとレートの関係で気がつけば価格変動している・・・。

お客さまのニーズは分かっているのにそれが実現できないもどかしさ、
希望に応えるにはどうしたら良いか、なんとお伝えしたら良いのか・・・・・
と色々自分なりに試行錯誤して方法を考える日々でした。

何をいうのか、どのように関係性を維持していくのか、
ここで必要なのは決して一般的なセールスのスキルではなかったのです。

 

富裕層セールスにおいて、やってはいけないことというのはあります。
それをやはり知っているのと知らないのでは結果は大きく変わります。

 

ポイント②LTV(顧客生涯価値)を高める

富裕層のお客さまのLTV(顧客生涯価値)を高めるには、やはり信頼関係の構築が重要です。
それはもちろん企業レベルでの信頼関係もありますが、富裕層ビジネスにおいては担当者との信頼関係の構築が非常に重要です。

 

まず誰と付き合うかを重視されている富裕層にとって、「この担当者は任せて大丈夫か」という点をクリアしなければなりません。次に、ニーズも価値観も多様化・個別化しているお客さまに対して、とことん「個対応」しヒアリングしてご提案する力。

多くの方を見ていると、社内研修では業界の専門知識や富裕層向け商品の知識、セールススキルに偏るため、商品説明は非常に上手な方が多いです。

ですが「説明」が上手な一方で、過去の経験や自分の価値観の中で判断したり、マニュアル化したり「ヒアリングスキル」が伸びないためせっかくの専門知識の引き出しを間違える方も多いように感じています。

たった一人の目の前のお客さまのニーズを探りご提案できるのはマーケティングの力ではなく、担当者の「対応力」です。

そして最も重要なのは人間力です。ふとした言葉や、対応で誠実さやお客さまのことを思っているかどうかは見破られてしまいます。ここがずれていると、いくらセールススキルやヒアリング力、提案力、経験値があっても結果にはつながりません。

 

ポイント③富裕層は「層」として捉えない

富裕層は「層」として捉えていると心は掴めません。マーケティングでは「層」で捉えますが実際に一人一人のお客様のニーズに応えるためには「層」ではなくとことん「個」を捉える必要があります。マニュアル化されたものではなく、お客様に向き合い「個の対応」をするのはやはり担当者なのです。

 

富裕層ビジネスの対応に関しては、経験なく机上の空論では難しいため自社開発する時間や、社内での教育担当者の選抜が難しいとされています。
それらの教育担当者が抱えるご負担もハイエンドコミュニケーションにおまかせくださいませ。

 

無料でZOOM相談を実施しております。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

関連記事:富裕層のお客様に商品、サービスを選んでもらうためには

     富裕層のお客様への「顧客体験」〜必要な取り組み〜

 

 

ハイエンドコミュニケーションでは、企業様にお客様と信頼関係を築く様々な研修を提供しています。
「もの」の価値ではなく、お客様に高い付加価値を与えられる人材の育成が必要です。
短絡的に売り上げをあげるのではなく、お客様に長く愛され売り上げをあげましょう!

 

 

 

 

富裕層のお客様への「顧客体験」〜必要な取り組み〜

 

株式会社ハイエンドコミュニケーション 代表 高野睦子です。

前回、「なぜ顧客体験は必要なのか」というお話をしました。

 

情報もモノも溢れた今の時代は、同じような商品がある中でお客様が選ぶこと自体も困難になっています。
そしてモノで満たされるのではなく、「こころの豊かさ」を得るために商品やサービスを選ぶという価値基準に変わってきています。
だからこそ、モノの価値以上にお客様が得る「感情的な価値」を考え、「顧客体験」で独自化を図ることが大切です。

それでは今日は富裕層のお客様に対しての「顧客体験」についてお話しします。

 

富裕層の当たり前の日常を知る

富裕層のお客様は日々様々なサービスを受けておられます。
例えばそのお店の上顧客様や、今後上顧客様になる可能性のあるお客様とお店側が判断した場合、特別な部屋で買い物や商談をされていたりお誕生日になるとセンスの良いお花が届いたり、特別なイベントに招待されたりと常日頃から「良い思い」を体験されています。

どのお客様にも丁寧に接客すると言うのはプロの対応として当たり前のことですが、それ以上のおもてなしが存在しています。
特別扱いやイレギュラー対応など普段から「お得意様」として対応されているため、当たり前の基準値が高いのです。

やはり良いサービスを日頃から受けておられると、それらが当たり前になっていき、普通に対応しているだけでは心は掴めません。

富裕層の特徴は、万が一「不快な思い」を感じられたとしてもその場で口にせずに離れてしまい、二度と足を運んでくださらないケースも多いということです。

 

ここで言う「良い体験」というのは派手なおもてなしやお客様に媚び諂うことではありません。
お客さまが心地よいと思う距離感で丁寧な対応、一人ひとりに合ったきめ細やかなサービスをすることです。

接客対応の本質は、「お客様を歓迎しています」、「尊重しています」ということです。

挨拶一つにとってもしっかり目を合わせて気持ちよく挨拶できるのか、心がこもっていないルーティン化されたものかは、日頃から様々な接客をうけているとわかるものです。

弊社の研修では「他業界のホスピタリティを知る」という内容も盛り込んでいます。
「うちではそんなことはできない」という話ではなく、ここでは一歩外を出るとお客様がどのレベルのサービスを受けておられるのかを知った上で、自分たちに何ができるのかを考えることを目的にしています。

 

普段他業種のサービスを知る機会はなかなかないと思いますので、是非いかしていただきたいと思います。

 

富裕層を刺激する「衣・食・住・遊・知」


では富裕層のお客様に「良い思い」をしてもらうためにはどのような取り組みをしたら良いでしょうか?
もっとも重要なのは富裕層のライフスタイル、価値基準、判断基準をよく理解することです。

今の自分の価値観で対応をしてしまうと、どうしてもお客様のニーズからかけ離れてしまうことがあります。
富裕層の場合は「衣・食・住」だけではなく、「遊・知」を理解・意識した取り組みや提案が必要です。

 

お金を払えば誰でも手に入れられることよりも、プライスレスの価値。自分だけのために用意された「体験」。
五感で感じる体験や、心が揺さぶられるような体験。

例えば自分だったら選ばないこと・普段なら体験しないと思うこと・・・
見たこともない世界・体験したことない出来事・・・・
これらも全て「エンターテイメント性」があります。

何でも手に入れられたお客様にとって新しい「価値」や「新しい自分」に出会える楽しさがあるのです。

もはやお金を払えば誰でも手に入れられるモノではないのです。

例えば、ハイジュエリーや何千万円もするようなオートクチュールのドレス。

このようなものは着る機会が何度もあるわけでもないですし、
また一度着けたり着ると、インパクトが強くもう同じものは着けられないとおっしゃる方がとても多いのですが、そのたった1回だとしても素晴らしい体験が何にも変えられない価値だと思いご購入されています。

「浪費」ではなく価値あるものへはいくらでも「投資」されるのが特徴です。

価値さえ見出していただければ消費インパクトが強いので、「価値」をどう提供するのかが非常に重要です。

価値を提供できる`〇〇業界のことは〇〇さんに聞こう`というポジションを目指す

もう少し、日常に話を戻し日頃の接客対応の話をすると今は、営業を行う前にお客さま自身が自分でインターネットなどを通じ情報を得ることができる時代です。

店舗に足を運ばなくても比較・検討・購入まで完結できます。

一方で情報が溢れすぎて、信憑性に欠けたり必要な情報を得るためにも時間がかかる時代でもあります。

だからこそ富裕層ほど「信頼できるひと」を途中に介入させておられます。

時間の価値を重視する富裕層の特徴は、「信頼している人からの情報」がメインになるということです。

富裕層の「知」はある意味エンターテイメント性があると思ってください。「知」を刺激するためには
お客様が「知らない情報」「業界の話」「プロとしての話」など目新しい情報は富裕層にとって「知」を刺激するワードになります。

そして大事なのはまずは「この人は私のことをよく理解してくれ、情報はいつも役に立つ」と思っていただけるように目の前のお客様にとってベストなご提案を心がけることです。〇〇業界のことは〇〇さんに聞こうというポジションを目指しましょう。

その時に意識的に行うのは「個」の対応です。

例えばファッションであれば、ただ「洋服」の知識があって販売する人ではなく、「パーソナルコーディネーター」になったりライフスタイルを提案できる人の方がお客さまは「価値」を感じていただきやすいです。

富裕層を「層」で考えていると心は掴めません。とことん「個別対応」が必要なのです。

誰にでも当てはまることを言うのではなく、「目の前のお客様」へのオンリーワンの言葉を意識します。

また、例えば感受性の高いお客さまですと、その時に思いついたことを大切にされるので急な予定変更もよく起こることですが、フレキシブルに対応をすることがお客さまにとってはストレスフリーなので大切です。
ここでの対応力が「差」が出るポイントでもあります。

富裕層のお客さまとの信頼関係づくりは、よく人をみられているので地道にコツコツと積み上げていくことです。

 

顧客ロイヤルティの高い富裕層

コロナ禍で顕著になったのは百貨店の富裕層のお客様の動きです。
特に外商などしっかり関係性を作っていたお客さまはコロナでも関係なく消費されています。
低迷する一般ゾーンに比べ、ラグジュアリーブランドや美術・宝飾・呉服は売上が好調でした。
「個」の対応をしっかりとしていれば、特に富裕層の場合は顧客ロイヤリティが高くなるという結果です。
マス狙いから、「個」にシフトする時代なのです。
「個別対応」こそが接客対応する皆さんの力で左右されます!

 

当たり前の基準値の高い富裕層の「違和感」をなくす

例えば高額商品を決めるために行ったのに、言葉遣いも対応もカジュアルだった・ショーケースやテーブルに指紋がついていた・契約書にサインをするために出されたボールペンがチープなものだった・・・・

億物件を内覧しに行ったのに出されたスリッパが非常に簡易的な薄っぺらいモノだった・・・・

これらは顧客体験の価値を下げてしまいます。

「高価なボールペンでサインしたい」「高価なスリッパを履きたい」とは思っていなくても、「これだけの価格のものを契約するのに、歓迎されていない、準備されていない感じがする」などなんとなく「違和感」を感じさせるのはもったいないことです。

特に富裕層対応では、「特別な好印象を目指す」のではなく、当たり前の基準値の高い富裕層の「違和感をなくす」ことが必須です。

その場にふさわしい環境や対応を考えてみましょう!

 

高額商品の接客において担当者に求められていること

特に「不動産」「ハイジュエリー」・・・・など高単価商品の場合、日常品販売とは違い、「商品」だけがいい、担当者の知識や対応が良いというだけではもちろん決まりません。

どちらも必要です。

ですが担当者次第で商品の価値が変わるのです。

どれだけ早いタイミングでお客様のことを理解し、お客様に合うご提案が出来るかは担当者の腕次第です。

そのことをお客さまはよく知っておられます。だからこそ富裕層のお客さまは担当者をよく見ておられるのです。

ひとは物を買うとき、商品という物を買っているようでそれを通して得る「未来」や「自己実現」「体験」を買っています。

高額商品になればなるほど、必要なものに消費するのではなく「未来の自己実現」に対して投資されるので富裕層ほど価格の価値基準ではないのです。

お客様もすでに情報や知識を持って来られることも多いので、それ以上に「専門知識」を伴う提案力、お客様がまだ想像されていない未来への提案が価値になります。

そして何より担当者として信用される行動を積み重ねて「信頼」されることです。

富裕層ほど人間関係を重視されるという特徴があります。

信頼関係を築き、「あなたが言うんだからそうしようと思う」「私にとって最高の商品を紹介してくれた」「次も是非お願いしたい」「知り合いにも担当者を紹介しよう」と結果につながります。そして信頼関係を一度築くと、長くお付き合いしてくださるのも富裕層のお客様の特徴です。

 

ここで若手の方は心配しないでください!
経験値がまだ浅くても、「もっておくべき視点」や「提案方法」「潜在的なニーズをヒアリングする技術」「信用されるための具体的な行動」「違和感を持たれやすい避けるべき行動」「富裕層のライフスタイル判断基準や価値観」を技術・方法として学べばいいのです!
(それぞれの業界や商品の専門知識は日々、磨いてくださいね!)

 

 

ハイエンドコミュニケーションでは、高額商品や、富裕層担当者向けの研修を行っております。
富裕層対応に必要なマーケット情報から、接客・セールス技術、ホスピタリティマインドまで
ご担当者の皆さまの実績につながるための研修をご提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
詳しくは下記のページをご覧ください。

 

 

 

 

なぜ顧客体験が重要なのか

 

`The Best or Nothing`

`最高でなければ意味がない`

これは、メルセデスベンツのブランド体験を表す哲学です。

この記事をお読みいただいている方は日頃からお客様に接して、扱っている「商品」や「サービス」がある方かと思いますが、皆さんはどのような`価値`をお客様に届けておられるでしょうか?

 

今、「商品中心」から「顧客中心」に転換を図っている企業はとても多いです。
もちろん商品品質ありき。
ですが、同じような商品が溢れる今の時代は「モノ」の価値だけではお客様は選ばなくなってきています。

顧客体験とは?

例えばクレドに象徴されるリッツ・カールトンや、またスターバックスコーヒー。
人は「宿泊」「コーヒー」を求めて足を運んでいるわけではありません。そしてそれらを提供しているわけではありません。
周りの環境や接客ホスピタリティを含めた雰囲気、空間、世界観・・・・・・
目には見えないその場で感じる「良い思い」を体験しに人は足を運んでいます。

このようにお客様が感じる感情的な価値やメリットを「顧客体験」(=カスタマーエクスペリエンス)と呼びます。
特に高単価の商品やサービスを扱っていたり、富裕層のお客様を対象としている場合この顧客体験での差別化はとても大切です。

 

 

接客するなかで「顧客体験」を意識する

では接客対応のなかでお客様に届ける「顧客体験」とは何でしょうか?
顧客体験というと、何か特別なイベント体験やおもてなしと思う方もいらっしゃいますが、そのような特別なものだけではなく日々の接客の中で「個」の対応をすること自体が顧客体験につながります。

角度を変えてみてみましょう。
お客様は「何」を求めてその場に足を運んでいらっしゃるのでしょうか?

 

例えば自分自身がお客様として行かれている場合、何を求めて足を運んでいるかを考えてみましょう!
「私は〇〇に△△を求めて行っている」
と自分の心理を一度可視化してみると、人の心理が分かりやすくなります。

♣「私は化粧品を求めて、百貨店に行く。モノだけならインターネットでいいけどカウンセリングやお肌の状態を見てアドバイスをして欲しい」
♣「私はホテルのラウンジに行く。コーヒーだけなら近所のカフェでいいけれど落ち着いた時間を過ごしたい。」
♣「私は〇〇サロンに行く。髪を切るだけなら近所の美容院でいいけど、担当の〇〇さんが私のことをよく分かっていてくれるしいつもアドバイスをくれる。髪を切るだけでなくいつも癒されて新しい自分に出会える気がする」
♣「私は、リッツカールトンに宿泊する。泊まるだけなら他にもあるけど、あのホテルは気持ち良いし何よりホスピタリティが心地よい。記念日だから良い思い出を作りたい」

 

お客様は常に顕在的にも潜在的にも「良い思いをしたい」という自己実現の気持ちを胸に抱いています。

 

それは「良い商品に出会えること」であったり、「良い体験」、「私にあった良い提案」、「最新の情報」であったり、企業やお店に対し、期待をしています。
そしてそれが想像以上、期待を超えるものであると熱心なファン(=ロイヤルカスタマー )に変わります。

 

モノでお客様を満足させた場合、「満足」という感情があっても、他でそれ以上のものがあれば簡単にスイッチされてしまいます。

「同じような商品(技術)はあるんだけど、やっぱり〇〇がいいんだよね」

そういう経験はありませんか?

お客様を熱狂させる`何か`とは

お客様を「ファン化」させるには、熱狂させる`何か`があります。

例えば

「〇〇ブランドのものは、とにかく形が綺麗で私にぴったり合う」
→形が綺麗なモノがあれば他にスイッチ
「〇〇ブランドのものは、形が綺麗で私にぴったり合ううえに、ブランドの哲学やストーリーがたまらなく好き、創業者の思いに共感する」
→モノだけではない心が動くポイントがある

「〇〇ブランドのものは、性能がいいだけでなく担当者さんがいつも丁寧に色々ご提案くださって、故障した時も親身に見ていただけたので次もまたお願いしようと思う」
→モノ以上の付加価値

皆さんの対応で「心を動かす」ためには何が必要でしょうか?

「接客対応」と一言で言っても「セールス」を伴うかどうか、
「セールス」と一言で言っても「高単価」商品なのか「日常品」なのか・・・
お客様が心地よいと思われる対応や、そもそも求められていることは全く違います。

例えば

♣自分の目指した目標が達成したご褒美に時計を買いにハイブランドに行ったら、ショーケースは指紋だらけで、さらに言葉遣いも態度もとてもカジュアルな対応をされて何だかがっかりして別の店舗にいった・・・・
♣近所のカジュアルなカフェで、高級レストランのような敬語や過度なサービスをされものすごく居心地が悪くなりすぐに出た

これは、それぞれお客様がどういう環境で買いたいか、どういうひとに接客されるかというイメージがなんとなくあったり、心地よいと感じる対応が違うということです。

 

「モノ」以上の価値を考えることからスタート

「モノ」以外の価値はなにでしょうか?
「モノ」の価値以上に「良い思い」が付加価値としてつくと記憶に残り、オンリーワンのものに変わります。

 

同じような商品や情報が溢れ、モノの価値だけではお客様は選ばない時代。
だからこそ、「顧客体験」を考えた接客対応を!!

まずは、いつもの業務を思い出していただいて

1.お客様は何を望んで足を運んでおられるのか?
2.お客様は、商品プラスαでどのような価値を得られるのか?
3.お客様に「専門家」として新しい発見を提供するとしたらどのようなことか?
4.なぜ私じゃないといけないの?(=私が担当するからお客様は〇〇というメリットがある)
5.接客対応の位置付けは?どういう対応が心地よい?

 

是非チームで話し合ったり、考えてみてくださいね♪

 

次回は、富裕層のお客様への「顧客体験」〜必要な取り組み〜についてお話ししますね♪

 

ハイエンドコミュニケーションでは、お客様と信頼関係を築く様々な研修を提供しております。
「もの」の価値ではなく、お客様に高い付加価値を与えられる人材の育成が必要です。
短絡的に売り上げをあげるのではなく、お客様に長く愛され売り上げをあげましょう!

 

 

 

 

ハイエンド対応研修行いました

こんにちは。

連日暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、先日は今後発売が開始される高額物件担当者の方に向けての
ハイエンド対応研修を行いました。

真夏の空が久しぶりに戻り汗ばむ陽気の晴天!!

このコロナ禍の中、金融政策による緩和マネーが不動産に流れており
都心部の不動産はよく動いてます。
前回、担当者の方を研修させて頂いた物件も即完売したと伺いました。

 

日本の富裕層マーケットは今後ますます伸びると言われている中、
各業界や各企業が強化対策をされていますが

個人を対象にした富裕層・超富裕層ビジネスは
お客様のお好みや、ライフスタイルをよく理解した上で
商品やサービスの提供が求められています

よく「富裕層ビジネス」と一括りでまとめられますが、
資産規模やエリア、職業、世代によっても
ニーズが多岐に渡るので、そんなに簡単なものではなく、
やはり担当者の皆さんがお客様ひとりひとりとしっかり向き合い
お話をお伺いする中で、

 

【お客さまにとっての未来の幸せに繋がるご提案】

 

 

をすることが大切です。

つまり、担当者の皆さんの対応力が必要です!
しっかりとお客様のタイプを見極めお客様に新しい発見や
感動をご提案する力が求められます。

 

では、どうしたらお客さまにとって新しい感動や発見をご提案できるのでしょうか?

 

そのためには・・・・・・

 

 

やはりお客さまについて知るということが大切です。
これは、ハイエンド対応だけでなくどのようなコミュニケーションにおいても大事ですよね!
相手のことをよく知らないのに提案をするのは、ただのマニュアル対応。

 

マニュアル対応では人の心は掴めません。

 

 

さて今回の研修では、

 

☑︎現在のマーケットの動向

☑︎富裕層について知る

 ・富裕層ビジネスの難しさ、なぜ担当者の対応力が重要なのか

 ・富裕層マーケットタイプ分け消費傾向、
アプローチ・対応策

・ハイエンド5つのニーズ、価値観・判断基準・ライフスタイルについて

☑︎他業界でのハイエンド層に対するアプローチ、取り組み、ホスピタリティについて

☑︎ハイエンド層のお客様を接客する上で大切なこと10箇条

 

 

これらの内容を中心に研修をさせていただきました。

一般的ないつもの研修と違い、特化した研修は初めてだったので良かったですとお声を頂戴しました。
やはり、一般的な接客のスキルではなく「ハイエンド対応では何が必要なのか、求められているのか」
ということを知ることが大事です。

成功をお祈りしております!!!

 

 

 

ハイエンドコミュニケーションでは、企業様にお客様と信頼関係を築く様々な研修を提供しています。
「もの」の価値ではなく、お客様に高い付加価値を与えられる人材の育成が必要です。
短絡的に売り上げをあげるのではなく、お客様に長く愛され売り上げをあげましょう!

 

 

 

 

よいお店の条件とは?

「よいお店の条件」とは何でしょうか?

 

この問いを投げかけると

「商品がいい、味がいい」
「コストパフォーマンスに優れている」
「駅が近くて立地が良い」
「雰囲気が良い」
「親しみやすい」

などと出てきます。

 

 

逆に

「売り上げが悪い理由は何だと思いますか?」

と問いかけると

 

「立地が悪いから」
「この商品は売れない、商品力がない」
「高すぎる」

確かにどれもお客様にとっては満足度を左右するようなものです。
ですが、これらはお客様に選ばれる「よいお店」であるための絶対条件ではありません。

 

一度、店舗内で「良いお店とは」と皆で意見を交換してみる機会をぜひ持ってみてください。
じっくり考えたことがないという人もいるでしょうし、それぞれの考え方を一度言葉にするのはいい機会です。

 

良いお店とは

 

お客様に愛されるお店だということです。

つまり、お客様がリピーターとなり何度も足を運びたくなるようなお店です。

繁盛しているから、お客様がリピーターになるのではありません。

お客様に愛される要素があるからお客様がリピーターとなり繁盛するのです。

 

商品が良くて、2回、3回リピートしてくださったお客様は、リピーターでしょうか?

これは、リピートしている「状態」であっても残念ながら「顧客化=ファン化」かどうかは分かりません。もしかしたら他に良いものがないから今はリピートしているだけかもしれません。
こういった場合、さらに良いものが見つかればいつなんどき、他にスイッチされるか分かりません。

いわばお店にとっての片思い。「リピーターのお客様だ」「私のお客様だ」と思っていたとしても、ただお客さまは「リピートしている」だけの可能性も高いのです。

顧客ロイヤルティを高め囲い込みをしていくためには商品以外で繋がる「なにか」が必要です。

「ここじゃなきゃだめなんだ」

 

必要なのは、お客様に商品を超えて愛されるということです。
商品以上にさらにどんなメリットをお客様は感じられるのでしょうか?一度書き出してみてください。

「愛される店」

では「愛される店」とはどういうことでしょうか?

 

多くの店舗をみていても「愛されるお店」で働くスタッフは生き生きとしています。
作り笑顔ではなく自然と笑顔があふれています。
また、店内は掃除が行き届いていて美しく、お客様を大切にしているのが一目でわかります。

 

お客様だけに愛される訳ではなく、そこで働く人間、お取引先、お店に関わる全ての人が誇りに思い笑顔になれる場所であることです。

お互いがお互いのことを大切に思い合っているのが伝わるお店です。

自分たちも愛しているから、愛されるポイント・選ばれる理由を自分たちで分かっているのです。

 

元ある場所に戻すということでさえも、次使う人が使いやすいようにと心遣いが見えたり至る所に「思いやり」「ホスピタリティ」があふれています。

 

これは「きれいごと」と思う方もいるかもしれません。
ですが、実際多くの店舗を見てきても、売上の良い店舗ほど環境が整っているのです。
そして売上の悪い店舗ほど、整理整頓がされていない、人間関係の悪さが空気となって伝わる・・・・
お客様を迎え入れる環境が整っていないのです。

まずはここからです。

店舗内でのコミュニケーションの円滑をはかりチームワークを大事にすることも大切です。

One to One のコミュニケーション

真のリピーターを獲得するのに必要なのは、コミュニケーション力とホスピタリティです。
質の高いサービス力。

例えば、レストランであればシェフやテーブルの担当者、メートルドテルが食事中にも配慮しながら会話をしたりお見送りの挨拶をして余韻を残す店舗と、全くコミュニケーションをせず食事のみする店舗では、お客様に提供する価値が変わってきます。

当たり障りのないマニュアル的な会話ではなく、その場でしか生み出せないようなONLY ONEの会話をすればするほど心と心のコミュニケーションができます。

ふと思い出すのが「食事内容」や「おいしかった」という味に対する感想のみなのか、「食事内容」「味」「お店とのやりとり」で生まれた感情なのか・・・・・・

記憶できる内容が、「提供する商品」だけではない方がお客さまとの余韻を残し、繋がりを持てます。

 

人間同士のやりとりです。
商品、技術力があってサービスの質もいい。居心地がいい。信頼できる。プロフェッショナルである。
特にデジタルの進んだ今、お客さまが勝手に口コミを広めてくださることもあったり、人が集まらないわけありません。

 

モノの価値以上の付加価値をつける

 

モノだけでお客様を感動させることは出来たとしても、お店のファンにまでさせることは出来ません。

「ヒト」「対応力」が良ければ、モノの価値以上の付加価値をつけることができ
お客様にとってのモノの質は上がっていきます。

 

その結果、お客様は商品のファンではなくお店のファンになりやすく、リピーターに繋がって行きます。

いいお客様は、同じようなお客様をよんでくださいます。

どれだけ商品力があっても、どれだけ一人の接客力があっても、チームの関係性が悪くうまく回っていない店舗は山ほどあります。

 

だれか一人だけ優れていてもダメなのです。

カリスマが一人いて売り上げが上がっていても、彼らが抜けた途端ダメになるのはよくある話です。

それぞれが能力を発揮できる環境にするのがマネジメント層の役目です。
権力をかざして、空気を悪くするのは本末転倒。

空気というのは必ず、お客様に伝わります。

「リピーター獲得件数目標」
「売り上げアップの目標」

これらをいくら目標設定しても、具体的な行動がわからなければ何も変わりません。

お客様だけに向けるホスピタリティではなくチーム全体に向けるホスピタリティを持ち、スタッフもお取引先も、そしてお客様から愛されるお店を目指しましょう!

 

株式会社ハイエンドコミュニケーション 高野睦子

 

ハイエンドコミュニケーションでは、企業様に「お客様と信頼関係を築く研修」を提供しています。
「もの」の価値ではなく、お客様に高い付加価値を与えられる人材の育成が必要です。
短絡的に売り上げをあげるのではなく、お客様に長く愛され売り上げをあげましょう!

 

 

 

 

効果的なDM、お手紙、メールとは

明日から3連休ですね!

さて、今日は中秋の名月。

そういう季節の行事を
大切にしたいものです。

湿度も下がり涼しくて
少し秋めいてまいりました。
過ごしやすくていいですね。

 

 

こういう季節の変わり目は
季節のご挨拶として
お客様や取引先の方と
コンタクト(アプローチ)取りやすいです。

 

お手紙を出す際や
メールをお送りする際に
文頭に素敵な季節の挨拶を
チョイスしてみてください。

そういう言葉のチョイスもセンスです。

検索ページで
「9月 季語 挨拶」
などと調べるとたくさん出てくるので素敵だなと思う
言葉を選んでみてください。

そうやって自分の言葉にしていきましょう!

 

例えば、

面会をして、
誰かにお会いするとします。

 

その後、お礼のメールやお手紙で
どのような言葉を選びますか?

「先日はありがとうございました」

「昨日はお会いできて嬉しかったです」

 

多くの方は
これらの定型文の文章を選びがちです。

ですが、周りの人と同じ文章を送っていては「差」をつけることはできません。

 

「先日は貴重な時間をいただきまして
ありがとうございました。
このような素敵なご縁をいただけたこと
大変嬉しく思っております。

先日お話ししていた〇〇はいかがでしたか?
お嬢様と一緒に素敵な時間を過ごされたのではないでしょうか
(その時にお話ししていたオンリーワンの内容)」

 

 

など・・・・
表現方法はいくらでもあります。

周りの皆が選びがちな
「マニュアルの言葉」
「定型文」

から一捻りして一気に差をつけてしまいましょう♪

言葉を連想ゲームのようにして
表現を変えていくといくつもの
パターンが見えてきますよ♪

 

また、お手紙なんて意味がありますか?時間も取れないし・・・
とおっしゃる方も多いですがそんなことはありません!

DMは,まずは一方通行でいいのです。

すぐに結果は求めない。

これは鉄則。

 

「わたし」という存在を忘れないでいてもらうために送っている

と思ってください。

すぐに捨てられるのは単なるダイレクトメール。

ここに、一言でも手書きで添えられていたら
「心」を感じ、見ようと思うものです。

たくさんの人に送ってられないよ〜
なんていう人も数枚に渡る手紙でなく、
一言+名前くらいであれば書けるはずです。

 

そういう積み重ねが大切ですよ!

「あなたのことを思っています」

「あなたを大切なお客さまだと思っています」

とお客様と私(お店)をつなぐツールなのです。

 

そういうことをしていれば
「お客様にとってのその時」
「タイミング」

がきた時に

「そういえば毎回送ってきてくれている
〇〇さんから、、せっかくなら・・・」

と思ってもらえるチャンスがあります!

 

顧客様、これから顧客になって欲しい方、
同じ内容を送っていませんか?

皆さんに熱意のこもったメッセージを届けたくても
日々の業務量に追われ実際そんな時間
なかなか取れなかったりします。

なので、一言添え、しっかり書く、
分ければいいですよ。

大事なのは単なる捨てられるメール
ダイレクトメールは意味がない

ということです。

 

 

では素敵な3連休をお過ごしくださいね♪

 

 

ハイエンドコミュニケーションでは、企業様にお客様と信頼関係を築く様々な研修を提供しています。
「もの」の価値ではなく、お客様に高い付加価値を与えられる人材の育成が必要です。
短絡的に売り上げをあげるのではなく、お客様に長く愛され売り上げをあげましょう!

 

 

 

 

リピーター作りに必要な対応力とは

もう今年も9月です。

早いですね!

さて、先日とあるラグジュアリーブランド を
長年ご愛用されているという方とお話をしていた時のこと。

 

BAGが欲しいと思い店舗に訪れたところ、
本当に気持ちの良い接客とお声がけ、的確なアドバイス、
さらにはアフターフォローのDMも届きこれを買ってよかった!!
ととても嬉しそうにお話しされていました。

 

接客で人を幸せな気分に出来ている例ですね!
聞いていてとても嬉しい気分になりました。

商品以上の価値がそこには存在しています。

 

その後、お揃いのシリーズのお財布が欲しくなり購入されたとのこと。

 

ー商品に対して満足し、接客も良かったので次の商品も欲しくなるー

 

こういうケースはよくあります。

店舗を訪れると、以前の担当者がお休みだったため他の担当がついてくれたとのことです。

よくある光景ですよね。

しかし・・・・・・

「私には使いにくくて、なんでこんなの買ったのかしら・・・買わなきゃよかったわ。
あの担当の人、何も言ってくれなくて、とにかく急かされて私ももういいかと
思って取り敢えず買ったの。一度も使っていない」

 

と笑って話されていました。

 

皆さんはこの話を聞いて何を思われますか?

実はこのような話はよく聞くことです。

 

接客により、「商品」に付加価値がつき
より一層良いものになる。「モノ」以上の価値です。

一方、

商品は最高のものなのに接客により
それはただの「モノ」になってしまって、
使用すらされていない
今後につながらない接客

 

お客様にとっては、見るたびに嫌な気持ちになるものになっているのです。

こんなに良い商品なのに・・・

 

`「売上」が上がったから良い`ではない例です。

「売れたからまあいいや」「自分のお客様ではないし」

こんなことを思う方には顧客様はつきません。

人 対 人です。

ブランドのファンを手放す接客とブランドの価値を高め、多くのファンを作る接客。

 

どちらがいいか、どちらが長期的に伸びるかは説明するまでもありません。

 

「取り敢えずもういいわ、と思って。。その時お財布が欲しかったから」

この方にとってのその商品の価格は、迷うほどでもなくすぐに買える金額なのです。
なので「たまたま」購入はされました。
でも接客に不満を少なくとも持っているので、
「もっと説明してくれてもよかったのに」

これは=「もっと私がどんな風に使いたいか、どのようなイメージを持っているか
ヒアリングをしっかりしてくれていたら」
ということです。

お客様とのコミュニケーションがうまくとれていない例です。

コミュニケーションとは相互でやりとりすることです。
起こりがちなのは、一方的に商品説明をする、ということ。
商品説明をすることが接客ではありません。
数字だけが大切なのではありません。

 

お客様にとってメリットのある話が出来ること。

そのためには、よくお客様の話を伺わないと出来ません。

 

このようなお声は、実は直接担当者や店舗、ブランドに届くことはありません。
お客様からのご意見(クレーム)というのは、お客様が直接届けてくださったありがたいお言葉です。

 

その変わり、「口コミ」として広がる可能性がとても高いのです。

売り上げの戦略を立てる前にやはり大事なのは

感じの良い接客・目の前のたった一人のお客様のことを考えたご提案です。

人のお客様だから、自分に売り上げがつかないから、
こういう思いは、態度や表情に思っている以上に表れます。

 

感じが良い接客をしてもらった、気の利いた一言が心に残っている、
私の話をよく聞いてくれた・・・

気持ちの良い接客を受けると、
1日がとても気分の良いものになります。

 

お客様自身も言語化出来ていない思いを聞き出し、

プロとしてお客様の良いパートナーになる

 

せっかくなら、自分の言動で人を幸せにする
そんな人を目指しましょう

 

「あなただから」「あなたにお願いしたい」

人の笑顔は結果自分を笑顔に、幸せにしてくれますから♪

そして必ずお客様も売り上げもついてきます!

 

ハイエンドコミュニケーションでは、企業様にお客様と信頼関係を築く様々な研修を提供しています。
「もの」の価値ではなく、お客様に高い付加価値を与えられる人材の育成が必要です。
短絡的に売り上げをあげるのではなく、お客様に長く愛され売り上げをあげましょう!

 

 

 

 

価格で売らない、売れる価値を作る

日頃多くの、セールス担当の方にお会いしていて感じるのは売り上げに悩む人は、「価格」で売ろうとしている人が多いということです。

価格で売るということは、安いから売れる、高いから売れない、このような思考のことです。

 

「他店が値下げしました!うちも値下げしましょう!勝ち目がありません!!」
「お客様が高すぎるとおっしゃっているので値下げしてもいいですか?」

 

社内でこのような言葉が口癖になっている方もいます。

このようなことをしている限り、不毛な価格競争に陥り、本来取り込みたいお客様が離れていきます。

今日はその理由についてお届けします。

価格で売ると、続かない

今は情報過多、物が溢れかえった世の中です。
同じような商品や同じようなサービスは山のようにあります。
その中で、お客様はあなたのところで何故購入しないといけないのでしょうか?

このことに答えをすぐに出せる人は、きっとお客様がついてこられているのでしょうが、売り上げ低迷で悩む多くの方はこの問いに答えられないのです。

これに答えられないということは、独自の価値を自分自身が理解していないということ。
これではお客様に選ばれるのは難しいですよね。

「安いからです!」「お値打ちだからです!」

もし、これらを答えとしてしまったら・・・・お客様は価格でしか選んでいないのでいつ何時、他店に浮気をされるか分かりません。

さらには、価格で一度売ってしまうとそのお客様が求められる価値は「価格」なので今後もずっと価格に悩まされることになります。
自らその価値、ブランド力を下げているのと同じ行為です。

商品力があるから売れるは幻想

「この商品は売れる!!」「ヒットする!!」
「これだけこだわっているんだから売れるはずだ!」

本当にそうでしょうか?
いくらいい商品でも売れないことはあります。

実際私がTiffanyに勤務していた時、もちろんTiffanyですから商品力はどれも最高のものですし、世界中どこに行っても同じ商品力です。多大な広告費をかけて広告もしています。

ですが、店舗によって全く売れ行きは違うのです。売れ筋も違います。

いい商品だから売れるというのは幻想です。

お客様が選ぶ理由もあれば、選ばない理由というのもたくさんあります。

店舗の売れ行きどころか、同じ店舗にいるAさんとBさんで比べても売れている商品が全く違うのです。

商品ではなく、結局は売れる売り方が重要

上記のように結局、商品が売れる時というのは商品力ではなく、売れる売り方ができている時です。

いい商品でも認知されなければ売れませんし、その良さ、価値がお客様に合致しないと売れません。
特に今の時代、私自身も肌で感じていましたが商品力だけではもう売れないのです。

価値をお客様に提供することが大事です。

この商品を手に入れたお客様はどのようなベネフィットがあるのでしょうか?
どのようなライフスタイルが待っているのでしょうか?

スペックなどの機能ではなく情緒的価値を、意識してみましょう。
「こちらはシルク100%なんです」
「最新の機能を搭載しています!」

お客様にとってはだから何?です。

お客様が買う理由を明確に気付いてもらえるようにするのです。

商品ではなく、ブランドのファンを作る

最初の入り口は商品からであっても、最終的には「ブランドのファン」を多く作ることがとても大事です。

「あのブランドの商品だから信頼できる」「あのブランドは世界観が好き」
さらには
「あの人が言うんだから間違いがない」

担当者のファンを作ることは非常に重要ですが、その担当者だけの信頼であればその人が退職した時に、お客様も離れていってしまうという現象が起こってしまいます。現場ではこのような悩みを抱えているところも非常に多いです。

 

どのようにお客様を囲い込むかは、テクニックです。コラムでは割愛しますが
これはこれで、対処法があるのです。

 

オンリーワンの価値は伝わらなければ売れない

売り上げが悪くて悩んでいる企業や店舗には同じような特徴があります。
商品力、技術力だけに頼り過ぎています。コンセプトも世界観も、お客様に伝わっていません。
もちろんコンセプト、世界観だけでは売れませんが、それこそが「独自性」であることを
お忘れなく。

同じような商品はあっても、そこにある「ストーリー」はオンリーワンです。
情熱、哲学・・・、歴史。

商品価値が分からない場合は、自分の体験に置き換えるといい

 

どれだけ素晴らしい商品でも、どれだけこだわり抜いた商品でもお客様に伝わらなければその商品は存在していないのと一緒です。

AさんとBさんで売れ筋が違うことからも分かるように、「人」という単位であっても伝え方が全く違うためお客様が商品に対して持つ印象は全く違うものになります。

商品の価値が分からない、という場合は自分の体験を思い出してみてください。

皆さんも買い物の体験は必ずあるはずです。

「なぜ、これを買おうと思ったのか」
「なぜ、買うのをためらったのか」
「なぜ、これが気になったのか」
「実際見た時どうだったのか」

など・・・。

そこには必ず「エモーション」があります。
その時の感情を思い出してみてください。

売り上げをあげるには、売れる売り方を知ることが大事ですね。

 

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「高いから売れない」は自分勝手な勘違い

よく聞くのが

「あの商品は高いから売れない」
「あんな高い商品売れるわけがない」
「お客様のことを思うと、高額商品は勧められない」

これらを口にする人は、お客様に選ばれる人でも、売り上げがいい人でもありません。

では、高額商品を得意とし、売り上げが良いひとは高い商品をどのように捉えてお客様にお勧めしているのでしょうか。

 

今日は、高額商品を扱う人に持って欲しい心の持ちようについてお届けします。

高いから売れないは自分の勝手な価値観の押し付け

 

まず、「高い」というのはいったい誰が決めていることでしょうか?
お客様がそうおっしゃいましたか?世間一般的にそう思いますか?

「価値観」というところに意識を向けてみましょう。

皆さんもこのような経験はないでしょうか?

海外旅行に行き、暑くて喉が渇いて仕方ない・・・・
すると7ドルのペットボトルが売っていました。

周りを見渡しても、どこにも飲料水はありません。
これは私のラスベガスでの経験です。

どうしますか??

多くの人は一瞬、日本のペットボトルと比べると高いと感じるものの、今すぐ水が飲みたければその水を買うのではないでしょうか?

人は必要がないと思ったものは、価値がないと捉えます。
ですが、自分にとって必要だと感じるもの、意味があると思うもの、価値があると感じるものにはお金を支払います。

ここで気付いて欲しいのは、お客様が「高い」とおっしゃったのであればそれは
その価値をお客様がまだ感じておられない、気付いておられないということです。

その価値を伝えることこそが、プロフェッショナルなあなたの役目です。

 

お客様にお勧めしないのは不親切

 

「お客様に嫌がられたくないので、あまり高い商品はお勧めできません。」

「お客様に売りつけられていると思われたくないので、セット商品をお勧めできません」

ついつい、無難な商品をお勧めしてしまう。

こういう接客を受けたお客様ははたして幸せでしょうか?

これらは実は逆です。
お客様のことを本当に思っているのであれば、もうワンランク上の商品をご紹介したり、セットでお勧めの商品をご紹介すること、新作をご紹介することはお客様にとってメリットがあるのでできるはずです。

出来ないというのは、お客様を思っているのではなく、守りたいのは自分自身なのです。

そのマインドは捨てるべきです。

お客様に愛される人というのは、お客様が幸せな気持ちになれ、お客様の豊かな未来をサポートできる人です。

「売らないと」と捉えるという思考回路を捨ててしまいましょう。

 

 

お客様が最善の選択ができるようにお手伝いする

 

では「売らないと」というマインドを捨ててどのように捉えたら良いのでしょうか?

「買うか買わないかはお客様が決めること」

そこまで、お客様にとっての最善の選択を一緒にサポートするのです。

プロであるあなた自身がお客様の良きパートナーになってください。お客様にとって素敵な未来のお手伝いをしてください。

「なぜ教えてくれなかったのか」

お勧めしないということはこういう結果を招きます。

お客様にとっての良きパートナーになれたら、お客様は必ずあなたをご指名くださいますし、
ロイヤルカスタマーになってくださいます。

高額品を販売するということは、最高のものをお客様にご紹介できるという幸せなことです。

 

高額品販売が苦手な方は自分の思い込みを捨て、意識を変えるということからスタートしましょう!

 

 

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富裕層のお客様に商品、サービスを選んでもらうためには

「富裕層のお客様に商品やサービスを選んでもらうにはどうしたらいいでしょうか。」

というご相談を受けます。

富裕層のかたをお客様にするのであれば、
富裕層ビジネスにおける知見や、アプローチのノウハウが必要となってきます。

 

お客様を知る、ハイエンド層とは?

「まずは、皆さんが対応するお客様についてお聞かせください。どのような方でしょうか?」と聞いても実は、そもそも富裕層ってどういうひとなの?どういう生活されているの?と「自分のお客様になりうる方々がどういう方々なのか分からない」という方も多いです。

どのようなコミュニケーションにおいても言えることですが、まずは相手を理解する・知るということはとても重要です。

お客さまのライフスタイルや価値観・嗜好・判断基準。
「富裕層」と一括りにされてしまいますが、決して一括りには出来ません。

特に富裕層ビジネスにおいてはこれらをよく理解した上での提案が求められます。

(ちなみに富裕層の定義については調査機関によりその定義は異なりますが、野村総合研究所の調査では純金融総資産保有額が1億円以上が富裕層、と5億円以上が超富裕層と言われています。

 

第一印象は面談

では、ハイエンド層のお客様に商品・サービスを選んでもらうにはどうしたら良いでしょうか。
もちろんお忙しくされている方も多くなかなかアポイントメントも取れないので、お会いできる時間というのは非常に貴重な時間です。
その時間で中身のある会話をし、「決め」にいかなければいけません。

第一印象は面談のようなもの。
ここで「損」は出来ません。皆さんが思っている以上にその後に響きます。

日頃から様々な営業が多く、付き合う人に対して慎重なので「この人の話なら聞いても良い」と信頼をしていただけるようセルフブランディング(自分の印象をコントロールする)術も必要です。

パッと見た時に、まずは違和感を感じない風貌である、清潔であること。これは前提条件として必須です。
多くの方は「好印象」を目指すのですが特に富裕層対応の場合は「違和感を与えない」ということがまず第一です。
ハイエンドの方は様々な場所で最高のサービスを受けておられたり、仕事上での立場からも人を見る目があり、当たり前の「基準値」が高いのも特徴です。
言葉にできない「違和感」を与えてしまうとその後の商談に響いてしまいます。

「身だしなみ」「挨拶」「姿勢」
これらのことは意外にも新人社員の方より、ベテランの方のほうが過去の自分の実績や経験値により当たり前のことを疎かに捉えやすいので注意が必要です。

第一印象は面談だと思い、今一度見直してみてください。

 

お客さまにとってのプロのアドバイザーになる

「どうしたら富裕層の方に売れるようになりますか?」

と言われることもありますが、まずは一旦、商品・サービスを「売る」という概念から離れてみてください。

決して精神論ではありません。
なぜなら、ハイエンド層のお客様はよく人を見ておられます。
「人間関係」を重視されるという特徴があります。

「売る」という概念は矢印が自社・自分に向いています。
目に見えない心の持ちようが、いざという時に見えてしまい特にハイエンドのお客様は敏感に感じてしまわれるのです。
では「売る」のではなくどうするのかというと、「お客様にとってのプロのアドバイザー」になるという意識です。

ハイエンドの方は様々な業界に「プロのアドバイザー」がいらっしゃいます。
常に質の高い最新の情報を得ておられるのも特徴です。

ですので、皆さんの業界において「自分がお客さまの担当になるんだ」と決めることです。

「お客様にとっての新しい発見」「新しい視点」「お客さまも気付いておられない潜在的なニーズ」
これらを日々提供できるように取り組んでみてください!

そしてこの「新しい発見」「新しい視点」「感動」を提供するためにもやはりお客様についての理解は必要なのです。

信頼関係を築くための行動を積み重ねる

ハイエンド層のお客様は人間関係を非常に重視されるという特徴があるとういお話をしましたが、人間関係を重視されると言うことはひとことで言うと、「信頼関係」がキーになるということです。

信頼が何よりも大事です。

「普通に接客をして、普通に販売できる人」はどこにもたくさんいるのですが、もう一歩踏み込んでお客さまに信頼してもらえるように「信用」される行動を積み重ねてみてください。

・スピード感のある対応
・誠実な受け答え・態度
・トラブルが起こった時にとっさに出た言葉
・セールストークではなくお客さまオンリーワンのトーク

口が上手なことが必要なのではなく、誠実さが伝わる行動を選びましょう。

特に富裕層ビジネスでは、セールストークがやたらうまく調子良くお客さまと会話できる人よりも、たとえ口下手であってもいざという時に頼りにできる姿勢や言動に誠実さを感じる人の方が長くお客様がついておられます。
上辺でうまく取り繕ったものは簡単に見破られてしまいます。

『誠実さが伝わる行動』はぜひ日々のご自身の「体験」からも感じ取ってください。
自分がお客さま側になった時、どういう場面のどういう言葉が自分の感情をプラスにもマイナスにも動かせているか。
自分の感情ポイントを研ぎ澄ませると、お客様へのきめ細やかな対応に影響が出てくるはずです!

自分の感情ポイントに鈍感だとお客さまの「心の動き」に対しても鈍感になってしまいます。

 

パーソナルな対応が必要

ハイエンド層には一人一人のきめ細やかな対応が必要です。マニュアル対応は最も好まれません。
常日頃から特別な扱いをされているお客さまにとって、「決まり事ですので」などマニュアルの対応は最も嫌がられる対応です。万が一なにか対応に困る難しいことをおっしゃっても、「できません」ではなく「わたくしはご希望に添えるように努力をしたいと思っています。」という姿勢が伝わることが重要です。

また商談時もパーソナルにあった情報を選別して提供することが求められます。一般論や、誰にでも当てはまる情報は最も不要です。

何度も繰り返しますが「普通に接客して普通に販売」では足りません。一歩踏み込んだ行動が必要です。

 

じっくり目の前のお客様に向き合い、新しい発見や価値を専門家の立場として提供しましょう。

研修では、その具体的な行動の事例などを紹介しております。

同じことを伝えるにも「言葉」をどう選別するのか、その言い回しやお客さまに配慮しながらも伝えないといけないことは伝えるという技術をお伝えしています。

最終的にはお客さまに商品や担当者である自分を選んでいただく。

そのために日々トレーニングをしましょう!

 

関連記事:富裕層のお客様への「顧客体験」〜必要な取り組み〜

 

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